
金融テクノロジーを中核とする大手金融サービスグループ D Prime は、2026年7月の取引量レポートを発表しました。
データ概要
- 7 月総取引量: 2,399.1 億 USD(前月比 + 96.21 %)
- 人気銘柄:XAUUSD、NAS100、EURUSD、GBPUSD、USDJPY
- 取引量増加額最大 :XAUUSD(約 1,194 億 USD増)
- 増加率最大:RKGCNH(前月比 + 901.13 %)
市場動向
レポートによると、D Primeの2026 年 7 月の総取引高は約 2,399.1 億USDとなり、前月比 96.21% 増加を記録しました。今年に入ってから最高となる月間取引高となりました。また、1日平均取引高(ADV)は 77.39 億USDとなり、前月比 89.89% 増加と力強い成長を示しました。
2026年7月は、世界の金融市場でボラティリティが大きく高まりました。米連邦準備制度理事会(FRB)は7月29日のFOMCで、政策金利(FF金利)の誘導目標を3.50~3.75%に据え置き、5会合連続の現状維持を決定しました。一方で、採決は9対3となり、3名の地区連銀総裁が0.25%の利上げを支持する反対票を投じました。同一方向で3票の反対意見が出たのは2016年以来初となり、市場では年内追加利上げへの見方が強まりました。
一方、為替市場では円相場も大きく変動し、ドル/円は一時163.99円まで上昇し約40年ぶりの円安水準を更新。その後、7月30日には日本と韓国による異例の協調介入を受け、円は1日で3%超上昇しました。 こうした複数の市場要因が重なったことで取引が活発化し、D Primeの総取引高も大きく回復しました。
ゴールド市場は、4,000 USD/oz 付近で下げ止まり反発する展開となりました。月初は約4,006 USD/oz で取引を開始し、その後 4,200 USD/oz まで上昇しましたが、米国債利回りの上昇を背景に調整が入り、中旬には3,963 USDまで下落。月末は 4,047 USD 前後で取引を終え、月間では約 0.9% の上昇となり、それまで4か月続いていた下落基調に終止符を打ちました。
こすいら大きな価格変動を背景に、XAUUSDの取引高は前月から大幅に増加し、人気取引銘柄の首位となるとともに、7月の取引高増加額が最も大きい銘柄となりました。

人気銘柄の動向
人気銘柄の分布を見ると XAUUSD、NAS100、EURUSD、GBPUSD、USDJPY が取引量上位5銘柄となりました。

前月と比較すると、USDJPYがUS30に代わってトップ5入りしました。円相場の大幅な変動や日韓による協調介入を受けた相場の動きが、USDJPYの取引量が大きく押し上げる要因となりました。
一方、7月の米国株市場では、投資スタイルに大きなに変化が見られました。AI関連銘柄が大幅に調整し、フィラデルフィア半導体株指数(SOX指数)は月間で20%超下落。その一方、バリュー株がグロース株を上回る展開となりました。こうした市場環境の中、NAS100は引き続き高い取引水準を維持しました。 RKGCNHは今月、最も大きな伸びを記録した銘柄となり、月間取引高は901.13%増加と大幅に拡大しました。
8月は、9月のFOMCを前にしたFRBの政策動向や中東情勢の行方が市場の重要な焦点となる見込みです。さらに、日本銀行による利上げの前倒しの可能性も、円相場や世界のリスク資産の値動きを左右する要因となりそうです。
国際的な金融サービスグループとして、D Primeは取引量において引き続き堅調なパフォーマンスを示しています。今後もグローバルな金融テクノロジーと金融エコシステムの構築を進め、皆様に一歩先の投資環境を提供してまいります。
免責事項
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